No.1202, No.1201, No.1200, No.1199, No.1198, No.1197, No.11967件]

ヤーッ!ほむるりの波動! #トウジンカグラ #進捗
火群の頭を泡立てる向こうに、滔々と紡がれた言葉が蘇る。朝の湯殿に響くこともしなかった声を、淡い笑みを、泣き出す寸前のような迷子の子どものような、女の表情を思い出す。
 火群は寝起きの頭を掻く。絡まる髪に指を通し、こめかみに指を滑らせる。
 そこはもう、痛みはしなかった。
「――わァったよ」
 衾を抜け出し、立ち上がる。朝餉――この刻限なら昼餉か――は用意されていないが、着替えは紅蓮と共に傍らに並べられていた。寝衣をその辺りに脱ぎ捨て、拾い上げた長着に袖を通す。女が硬い表情で火群を見上げている。
「何も訊かんのか」
「訊かねェよ」
閉じる

日記

ルリルリにとって辰砂は母なのか姉なのかどっちも正解じゃないけどどちらかにせよどう呼ぶのか問題まで来た、と同時にホムにとってルリルリは母でしかないそれはそうだけど姉でもありホムにとって庇護されるべき対象でもあり…閉じる #トウジンカグラ

日記

生きていく上で構築された根強い異種への嫌悪感と憎悪に、これ(・・)ならいくら傷つけても失われないからっていう安堵と甘えを覚えてるの、歪んでてこれ以上ないぐらいの原初の愛着欲求に似ててあまりにヘキに刺さる後先さん

よそ様

こうして「文章」を考えてみると文章を考える上での己の国語的知識・技術の理解不足をひしひしと感じる。形容詞形容動詞のちがいすらオヨッ…??となるとこがある

日記

こずさんの文章は丁寧なんだけど丁寧さを感じさせないのかな、表現することばに過不足がない、こまめに曲がり角を進んで間違いなく行き着くべきところに行き着かせる感じ。大仰な語彙とかなくて、絶対に知っている=間違いようのない語彙で表現されていると思う。人物の思考が「これなら」「~にだって」「~知れない」「~を思い出す」「~に気づいた」で親しみやすくて口語的というか、読み手と人物の思考がマッチングしていくようになっている気がする。
今は確かめる術がないんだけど、これがあるので来儀さんの根本的に感覚がズレた捉え方とかもそうであるという説得力で持ってこられてそうじゃないよ~!みたいになったんだろうな、というロジックを感じる。読み手を置いていかない=冷め/醒めさせずに視点になっている人物への違和感に気づかせる。巧い

よそ様,私信

自分も百合さんの文体は静かだと思うんだけど何を以て「静か」だと思うんだろう。語彙が自然物に寄っているとかその時代を逸脱しないのはあるし、動詞じゃなくて事物に対しての表現に大きな動きや断定、止めることばを用いることが少ない、流れるとか寄り添うとか優しいイメージのことばを使われるとかがあるのかも。あと1アクションに対して1~3文で次のアクションに移るような雰囲気がある気がする。そのへんを以て「静か」だと思うのだろうか。

よそ様,私信

13話では全裸のルリルリに全裸で頭洗われてるし14話では座ってるルリルリの前で褌丸出しで着替えるホムも現パロ軸だとパンツを見せることがセックスアピールになる=煽り行為になると思ってるんだなあ賢いなあという謎の感慨に耽ってしまった。景表法を遵守してるタイプの火群、いいな… #トウジンカグラ

ネタ

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