No.2501

月影 #翼角

ナナキの目付役として常に付き従っている、鬼道家当主が使役する鬼の一匹。月に由縁し嫉妬を負う。他の鬼と異なり人間の感情を喰べる。
鬼の中で唯一ナナキの意思に関係なく現出できるため、ナナキの目付役にして他の鬼のまとめ役となっている。


七匹目の鬼・陽生に従属し依存する存在であり、鬼道家に引き継がれ使役され全ての直系に従うのは鬼道の血に封じられている陽生に会うため。単純に他の鬼と違い当主の力に依存することなく自己で存在を確立できる=他者の感情を食うことで力を得られるからでもある。
陽生の傲慢ゆえに自身が省みられないことに嫉妬を見出し、その事実に酔う自傷的な存在。
注がれた力を返す性質があり、陽生からは力の貯蔵と予備として扱われる。

かぐや姫を迎えに来た月の使者の一人であり、彼女の願いと命を受けて地上に残った。
人間の感情を理解しない存在だったが死に瀕した人斬りに出会う。人斬りは月影の不老不死を羨みながら身勝手にもまだ生きたいと傲りを晒し、月影はその傲れる生への渇望を羨むことで嫉妬という感情を覚えた。
結果、月影は己の不老不死を人斬りに分け与え、人斬りは人間としての欲を月影に教え、結果として両者とも後天的な鬼となった。
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