No.2340, No.2339, No.2338, No.2337, No.2336, No.2335, No.23347件]

ナナキと月影が一番書いててウゾゾッてなるので冷静になろうと思って掌編を浚い直したらPC内でデータが散逸しまくっていて大混乱。ここもサイト内でまとめておかなければいけないのか…本編が1話しかないのに… #翼角

日記

トウジンカグラ以外は意味不明だと思うけどでも自分の中ではトウジンカグラが新参で他はもっといるし全員満遍なく書きたいから偏らんようにカウントしよ~って今更数えたら既にトウジンカグラに偏っていた。これからは自分にしかわからないタイプの創作で埋まると思うので自分のための作文を極めていくぜ

日記

ムムッじゃあ文披は見えないようにしておくか…と思ったけど文脈からしても自分の作文のことではないのでほなそのままでええか…と秒で考え直した

日記

全部の創作でやりたいとは言ったけどミコトさんだけは自分の中にあの美しさが見つけられないので出てこない
残念だったね…

日記

無限に眠いけど無限に起きておきたい寝ずに稼働する肉体が欲しい
更に言うなら労働に従事する時間がもったいないので働かずに生きていきたい

日記

Day14「浮き輪」 #文披31題 #小咄 #翼角

 溺れる者は何とやら。
 とはいえ、掴んではいけないものもあるのではないか。本郷大和が後悔したのは救出が為された後だった。
 見上げた水面は夜の中、逆光の輪郭だけを描いていた。救いを求めて伸ばした己が手の輪郭すら曖昧で、光輪めいて淡い影だけがその瞬間のよすがだったのだ。引き上げられた陸の上で水を吐いて咳き込みながら、やっと大和は己を救った者を見た。つまり後悔した。
「――山伏より俺を選ぶなんて、随分賢くなったじゃねぇか。ん? 大和」
「――げ、きっ……!」
 思わず漏れた声は再び咳き込む合間に消える。朧月に淡い色素の髪を溶かす同級生はあまりにも、あまりにも機嫌よくしゃがみ込み大和の背を擦る。否、叩く。そうかそうか元気かよかったな、など心にもないことを呟きながら、そして傍らの月を見上げた。
「月影」
 夜闇と月光から滲み出るように現れる人影。人、などではないことは大和も理解している。夜の高校のプールサイドにはあまりに違和感のある着流し姿に、胸元はゆうに超えて伸ばされた髪。尖った耳に、伏せがちな人ならざる色彩の瞳。その静かな熱は名を呼んだ少年にだけ注がれている。
 その熱など知らぬげに、歌うように、主たる少年は己の鬼に告げた。
「片付けろ」
 応える声はない。ただ大和の頬をやわい風が通り抜けて、続けてぞわりと、全身が総毛立つ。大和の背を戯れに支える少年だけは平然と笑みを浮かべ、これから起こる人外の所業を眺めている。
(大和とナナキと月影/翼角高校奇譚)

気をつけろ大和!ナナキルートだ!
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