本郷大和（ほんごう やまと）
1年3組。園芸委員。
小学生の頃両親を亡くし、以降叔父・正則に引き取られて育つ。
「会いたい人に会える」と近所でも噂の翼角高校七不思議”摩訶桜”に惹かれ進学、同時に羽生寮に入寮する。
学力は平均。運動もそこそこだが、両親を亡くすまではスイミングスクールに通っており特技は背泳。
何事も「へーそうなのか」「なるほどーそうなんだな」で受け入れてしまう性格。
小学生の頃両親を亡くし、以降叔父・正則に引き取られて育つ。
「会いたい人に会える」と近所でも噂の翼角高校七不思議”摩訶桜”に惹かれ進学、同時に羽生寮に入寮する。
学力は平均。運動もそこそこだが、両親を亡くすまではスイミングスクールに通っており特技は背泳。
何事も「へーそうなのか」「なるほどーそうなんだな」で受け入れてしまう性格。
| エピソード① |
本人はある事情から忘れているが、噂を知ってからは毎年“摩訶桜”の元へ足を運んでいる。
ただし「会いたい人」の幻影を見たことはない。
ただし「会いたい人」の幻影を見たことはない。
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真宮鷹臣（まみや たかおみ）
1年1組。大和の羽生寮でのルームメイト。図書委員。
…なのだが大和の起床から就寝まで、一度も姿を見せたことがない。
学力・運動共にトップクラス。入学式では新入生代表挨拶を務めている。
常に淡々とした性格。
…なのだが大和の起床から就寝まで、一度も姿を見せたことがない。
学力・運動共にトップクラス。入学式では新入生代表挨拶を務めている。
常に淡々とした性格。
| エピソード① |
修験の流れを汲む真宮家の次男にして次期当主。飯綱法・天狗召喚法などを行使し管狐を収めた竹筒と呪符を常に持ち歩いている。
幼い頃から当主に相応しくあるための英才教育を受けており、学生生活も修行の一部ととらえている。日夜人外の折伏に余念がない。
入寮も自立のため。本来は他校への進学を決めていたのだが、翼角高校へ進路を変更した理由はある事情から忘れている。
幼い頃から当主に相応しくあるための英才教育を受けており、学生生活も修行の一部ととらえている。日夜人外の折伏に余念がない。
入寮も自立のため。本来は他校への進学を決めていたのだが、翼角高校へ進路を変更した理由はある事情から忘れている。
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鬼道ナナキ（きどう ななき）
1年2組。生徒会書記。
月影と呼ぶ和装の男性を連れ、校内をぶらぶらしている。初対面以降大和に何かと絡んでくる。
努力せずとも何でもこなせるタイプだが、やる気がないので成績に反映されることはない。
揶揄が多く、誰に対しても平等にふてぶてしい。
月影と呼ぶ和装の男性を連れ、校内をぶらぶらしている。初対面以降大和に何かと絡んでくる。
努力せずとも何でもこなせるタイプだが、やる気がないので成績に反映されることはない。
揶揄が多く、誰に対しても平等にふてぶてしい。
| エピソード① |
鬼を行使する鬼道家次期当主。鬼とはナナキにとって使役するものではなく、ただ行使するだけの力である。
鬼道家始まって以来最高である七匹の鬼を御する力を見出されたため“ナナキ”の名を持つ。
行使する鬼は「月影」「赤麗」「水魅」「艶樹」「覇金」「怠地」、そしてナナキの召喚に応じたことのない七匹目。
家の者は頭を抱えているが鍛練を積む気はなく、そのくせ鬼道の知識を正しく備え行使する。
鬼道家始まって以来最高である七匹の鬼を御する力を見出されたため“ナナキ”の名を持つ。
行使する鬼は「月影」「赤麗」「水魅」「艶樹」「覇金」「怠地」、そしてナナキの召喚に応じたことのない七匹目。
家の者は頭を抱えているが鍛練を積む気はなく、そのくせ鬼道の知識を正しく備え行使する。
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無道空（むどう から）
26歳。古典教師。羽生寮寮監。
この春翼角高校に赴任してきた。寮監ということもあり、何くれとなく大和に声をかけてくる。
年若いが穏やかで浮ついたところがなく、赴任早々生徒たちから人気を博している。
たまに名前を「から」ではなく「くう」、あるいはないのだと自称し生徒の失笑を誘うことも。
この春翼角高校に赴任してきた。寮監ということもあり、何くれとなく大和に声をかけてくる。
年若いが穏やかで浮ついたところがなく、赴任早々生徒たちから人気を博している。
たまに名前を「から」ではなく「くう」、あるいはないのだと自称し生徒の失笑を誘うことも。
| エピソード① |
本職は教師ではなく、一種の退魔師。“何も持たざるが故に全てを支配する“無道家の若き当主。
鬼道家のナナキとは因縁があり、ナナキの挑発に無道が皮肉で返すことも。
なお本当に名前はない。教師職に就くには不都合なため便宜上「空」と名乗っている。
鬼道家のナナキとは因縁があり、ナナキの挑発に無道が皮肉で返すことも。
なお本当に名前はない。教師職に就くには不都合なため便宜上「空」と名乗っている。
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北原桜（きたはら さくら）
3年。クラスは不明。
常に『摩訶桜』の近くに現れる男子生徒。大和と他愛ない話をするようになるが、『摩訶桜』の噂は鼻で笑い飛ばす。
授業を受けている様子はない。
「男女問わず、頼まれれば誰とでも寝る男子生徒が『摩訶桜』の近くに出る」と校内では噂されているようだが…？
エピソード解放不可
常に『摩訶桜』の近くに現れる男子生徒。大和と他愛ない話をするようになるが、『摩訶桜』の噂は鼻で笑い飛ばす。
授業を受けている様子はない。
「男女問わず、頼まれれば誰とでも寝る男子生徒が『摩訶桜』の近くに出る」と校内では噂されているようだが…？
エピソード解放不可
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月影（げつえい）
ナナキの目付役として常に付き従っている。
確かにここにいるのに大和とナナキ以外には見えていないような節がある。
確かにここにいるのに大和とナナキ以外には見えていないような節がある。
| エピソード① |
鬼道家当主が使役する鬼の一匹。月に由縁し嫉妬を負う。他の鬼と異なり人間の感情を喰べる。
他の鬼と違いナナキの意思に関係なく現出できるため、ナナキの目付役にして他の鬼のまとめ役となっている。
ナナキの行使する他の鬼は以下。彼らはナナキの召喚なしに現出することはできない。
赤麗(せきれい)：炎に由縁し暴食を負う。女性
水魅(みなみ)：水に由縁し貪欲を負う。女性
艶樹(えんじゅ)：樹木に由縁し色欲を負う。女性
覇金(はがね)：金属に由縁し憤怒を負う。男性
怠地(だいち)：地に由縁し怠慢を負う。男性
そして一度もナナキの召喚に応じたことのない七匹目である。
他の鬼と違いナナキの意思に関係なく現出できるため、ナナキの目付役にして他の鬼のまとめ役となっている。
ナナキの行使する他の鬼は以下。彼らはナナキの召喚なしに現出することはできない。
赤麗(せきれい)：炎に由縁し暴食を負う。女性
水魅(みなみ)：水に由縁し貪欲を負う。女性
艶樹(えんじゅ)：樹木に由縁し色欲を負う。女性
覇金(はがね)：金属に由縁し憤怒を負う。男性
怠地(だいち)：地に由縁し怠慢を負う。男性
そして一度もナナキの召喚に応じたことのない七匹目である。
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佐波玄和（さなみ げんわ）
鷹臣の傍にたまに現れる男性。男手一つで娘を育てた一児の父。
| エピソード① |
鷹臣と契約を交わした烏天狗であり、見た目を遙かに上回る年月を生きている。佐波山(さなみやま)の地主役。
娘が生まれてからは山に一軒家を建て、半ば人間として暮らしている。
娘に寂しい思いをさせたくないという理由から土日祝日・平日朝晩の召喚は基本的に拒否する。
娘が生まれてからは山に一軒家を建て、半ば人間として暮らしている。
娘に寂しい思いをさせたくないという理由から土日祝日・平日朝晩の召喚は基本的に拒否する。
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陽生（ひせ）
| エピソード① |
鬼道家に伝わる七匹目、最後にして最強の鬼。陽に由縁し傲慢を負う。
確かに存在するがナナキの召喚に応じたことは皆無。
他の鬼を従属させており、陽生だけが角を持つ。他六匹の角は全て陽生が所有している。
配下六匹の中でも月影のみ立場が異なる。月影の感情は狂気じみており、陽生に従属ではなく依存している。
確かに存在するがナナキの召喚に応じたことは皆無。
他の鬼を従属させており、陽生だけが角を持つ。他六匹の角は全て陽生が所有している。
配下六匹の中でも月影のみ立場が異なる。月影の感情は狂気じみており、陽生に従属ではなく依存している。
エピソード解放不可
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吉村このみ（よしむら このみ）
1年3組。図書委員。
大和が両親を亡くし正則に引き取られるまで近所に住んでいた、幼馴染の女子生徒。高校進学により4年ぶりに再会した。
大和が両親を亡くし正則に引き取られるまで近所に住んでいた、幼馴染の女子生徒。高校進学により4年ぶりに再会した。
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七五三木京介（しめぎ きょうすけ）
1年3組。サッカー部所属。羽生寮生。
大和とは同じ中学校だった。大和とはお互い寮生でクラスメイトでもあるため、いい雑談相手となっている。
大和とは同じ中学校だった。大和とはお互い寮生でクラスメイトでもあるため、いい雑談相手となっている。
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今城千尋（いまじょう ちひろ）
東宮椎奈（とうぐう しいな）
3年1組。生徒会長にして羽生寮寮長。更に水泳部部長。
常に朗らかに周囲に気を配れる人物。絵に描いたようなスポーツマン。
主に生徒会役員から「できすぎマン」「気配り妖怪」と呼ばれている。
プールの封鎖と前後して物憂げな様子が度々見られるが、理由は校外にあるらしい。
常に朗らかに周囲に気を配れる人物。絵に描いたようなスポーツマン。
主に生徒会役員から「できすぎマン」「気配り妖怪」と呼ばれている。
プールの封鎖と前後して物憂げな様子が度々見られるが、理由は校外にあるらしい。
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小倉和秀（おぐら かずひで）
槇紫苑（まき しおん）
年齢不詳。男性だが羽生寮寮母。
いつもにこにこしておりご近所の方からも好かれているが、譲れないところは笑顔のまま頑として譲らない。
調理師・看護師・カウンセラー等複数の資格を持ち、寮生たちの生活をサポートしている。
いつもにこにこしておりご近所の方からも好かれているが、譲れないところは笑顔のまま頑として譲らない。
調理師・看護師・カウンセラー等複数の資格を持ち、寮生たちの生活をサポートしている。
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真宮楪（まみや ゆずりは） /Ⅲ
22歳。真宮家長女。
鷹臣の姉で龍臣の双子の妹だが、顔は鷹臣に瓜二つ。彼女を目撃した羽生寮生は「おっぱいのついた真宮」と評した。
実家を出て一人暮らし。勝ち気でこうと決めたら譲らない性格。趣味はバイク。
鷹臣の姉で龍臣の双子の妹だが、顔は鷹臣に瓜二つ。彼女を目撃した羽生寮生は「おっぱいのついた真宮」と評した。
実家を出て一人暮らし。勝ち気でこうと決めたら譲らない性格。趣味はバイク。
| エピソード |
並外れた験力を持ち、飯綱法・護法童子法などを行使するが、女性であるため当主候補から外されている。
そのことに反発して実家を出ており、鷹臣のことも当主として認めていないという態度を取っている。
そのことに反発して実家を出ており、鷹臣のことも当主として認めていないという態度を取っている。
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真宮龍臣（まみや たつおみ） /Ⅲ
22歳。真宮家長男。
鷹臣の兄で楪の双子の兄。鷹臣たちに似た顔立ちなのだが常に目を瞑っているため判別しにくい。
実家の仕事の手伝いをしている。穏やかで何事も柳に風と受け流すが、さり気なく他者を自分の優位な方へ誘導するような面も。
鷹臣の兄で楪の双子の兄。鷹臣たちに似た顔立ちなのだが常に目を瞑っているため判別しにくい。
実家の仕事の手伝いをしている。穏やかで何事も柳に風と受け流すが、さり気なく他者を自分の優位な方へ誘導するような面も。
| エピソード |
験力を一切持たずに生まれてきたため当主候補から外されている。
ただし真宮家の中で最も『眼』がよく、人ならざるものやある程度の因縁までもが視える。
ただし真宮家の中で最も『眼』がよく、人ならざるものやある程度の因縁までもが視える。
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氏神（うじがみ） /Ⅳ
自称「お役所勤め」だが少年にしか見えない。役所とも勤めとも縁遠いおちゃらけた言動をしている。
体育祭の近づく時期、息子と呼ぶ葵を伴い土地調査と称して校内に出入りし始める。
体育祭の近づく時期、息子と呼ぶ葵を伴い土地調査と称して校内に出入りし始める。
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葵（まもる） /Ⅳ
勉強もスポーツもできる、至って優秀な男子高校生(氏神談)。
寡黙で氏神に対し呆れたような態度を隠しもしないが、それでも氏神に付き合って行動している。
大和の見たこともない学校の制服を着ているため、地元の学生ではないと思われる。
寡黙で氏神に対し呆れたような態度を隠しもしないが、それでも氏神に付き合って行動している。
大和の見たこともない学校の制服を着ているため、地元の学生ではないと思われる。
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海原碧流（みはら へきる） /Ⅵ
18歳。翼角高校近くの海岸沿いに現れるようになる青年。常に夜半と連れ立っている。
千尋のいとこのいとこ。快活に大和に声をかけるが、時折影のある表情を見せる。
千尋のいとこのいとこ。快活に大和に声をかけるが、時折影のある表情を見せる。
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夜半（よわ） /Ⅵ
翼角高校近くの海岸沿いに現れるようになる青年。常に碧流と連れ立っている。
眠たげでいつ見てもぼんやりしている。
民族衣装のような変わった服装に、羽と尻尾の生えたボール状のピンクの生き物を連れている。
眠たげでいつ見てもぼんやりしている。
民族衣装のような変わった服装に、羽と尻尾の生えたボール状のピンクの生き物を連れている。
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友部正則（ともべ まさのり）
34歳。大和の叔父であり保護者。
大和の母親・百合の弟にあたる。ウェディングプランナーとして働いている。
大和の母親・百合の弟にあたる。ウェディングプランナーとして働いている。
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小池敦矢（こいけ あつや）
34歳。正則宅に入り浸る友人。
大和にとっては三人目の父のような、兄のような、悪友のような人物。夜の仕事をしているが大和は詳細を知らない。
大和にとっては三人目の父のような、兄のような、悪友のような人物。夜の仕事をしているが大和は詳細を知らない。
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小鳥遊かい（たかなし かい）
23歳。翼角高校卒業生。
樹木医を目指しているが現在は近隣の男子校で用務員として働いている。千尋の姉・千明の彼氏。
樹木医を目指しているが現在は近隣の男子校で用務員として働いている。千尋の姉・千明の彼氏。
ページトップ△
東宮楓香（とうぐう ふうか）
9歳。椎奈の妹。
昨年の春告祭で翼角高校に来校後、原因不明の昏睡状態に陥り入院している。
昨年の春告祭で翼角高校に来校後、原因不明の昏睡状態に陥り入院している。
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御影ムツキ（みかげ むつき）
20歳。ナナキの従兄弟。
高校生になったナナキが勝手に自宅に住み着いて迷惑している。が、追い出せない。
高校生になったナナキが勝手に自宅に住み着いて迷惑している。が、追い出せない。
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鬼道若菜（きどう わかな）
ナナキの母。